たんすの整理は済んだんす、もとい寸断す。
うわさ違わぬ数のきもの、しかも逸品だらけに、ただただ驚くばかりでした。
うわさ違わぬ数のきもの、しかも逸品だらけに、ただただ驚くばかりでした。
久しぶりに雨が降らなかった月曜日は、静かな午前中とは裏腹な午後。予定通り13時過ぎにご来店のお客様は、お嬢ちゃんの四ツ身の寸法直しに加えてお母さんのきもののお手入れと洗い張り+仕立て替えの合計三枚。
コーディネートのご相談を受けて、約束の時間にお客様宅へと。さっそくリビングへ足を運ぶと、訪問着がズラリと五枚広げてあって、その脇に袋帯が六本。
お電話を頂き、反物を風呂敷に包んでお客様宅へ。「浴衣に年齢は関係ないの」と彩り可愛らしい万寿菊の一枚に。仕立て上がって納品後には、お召しになってご来店されるのが定説です。
本日は桐箪笥をお預かりしました。正確には箪笥屋さんに預ってもらいました。
紋紗の長襦袢をお求め頂きました。残すところ無地、流水、あざみの三反。いずれも早い者勝ち!でっす。
長板両面染めのゆかたに合わせて、博多紗献上の半巾帯をお求め頂きました。今年3月の受注会でオーダー頂いた反物がようやく染め上がり、これから水通し→仕立てへと向かう途中でのひとコマ。
お母様、お姉様とあわせて三名様の着付けのお手伝いをしました。朝イチでお茶会にご出席される男性のお手伝いを。つづいて入れ替わるように女将・若女将連合で晴れの日を晴れの日に迎えられたご家族様ヘのお手伝い。
少し強くなった雨脚に顔をしかめながら、伺ったお客様宅を後にして車へと向かおうとした矢先。来る時には木の陰でまったく気付かなかった立派な牡丹。
先日お預かりした約60年前の振袖。もう生地が腐ってるんじゃないかってほどのカビるんるんでしたが、神様仏様日名川茂先生の手に委ねるとキレイさっぱり新品同様の黒さになって帰って参りました。
お客様から長襦袢の半衿の付け替えをお預かりしました。ついでに足袋も新しいのに買い替えて頂くと、ボクの懐があたたまります(笑)。
4月に観劇に行くのに桜の柄のきものを用意されていたお客様から「もう満開だし、ちょっと浮いてしまいそう」とコーディネートのご相談を受けました。
本日は朝イチのお客様が「半衿5枚と足袋5足」と幸先よく。なんて思っていたら、「私が好みそうな春向きの小紋を見せてくださる?」だなんて、つい浮き足立ってしまいました。
今朝、とあるお寺にお伺いしたときのこと。奥様と大奥様との商談を終えて帰ろうとしたそのとき、「ちょ、ちょっとよか?」とご住職。
お客様のお母様がお嫁入りの時にお召しになったという振袖。長襦袢と丸帯もお預かりしました。「カビがひどいので、」というご相談だったので相当の覚悟はしていたのですが、まさかここまでとは…。