洗い張り

解いた生地を水と洗剤で隅から隅まで洗う。

 仕立て上がったきものを解いて、反物の状態に戻してから熟練の職人が隅々まで丁寧に水洗いをします。
丸洗い(特選ドライクリーニング)が油性の汚れに効果的なのに対して、洗い張りは水で洗うので水溶性の汚れに最も効果的です。特に何度もお召しになって糸に入り込んでしまった油性と水性の入り混じった汗汚れは、水で洗うことで生地がふっくら&さらりと仕上がり、新品のような着心地に蘇ります。
【納期の目安】およそ1ヶ月
【料金の目安】例)11,000円/訪問着(袷)


《洗い張りの作業工程》

①検品
生地が水洗いに耐えられるかを確認します。

②解き端縫い
仕立て上がっているきものを解いて、再び生地同士を縫い合わせて細長い一枚の反物の状態にします。

③ささら洗い
熟練の職人が「ささら」という竹製の束子で洗剤を用いて隅から隅まで、しかも素早く水洗いします。
絹の繊維や染料は水に弱いので、言わば時間との勝負。

④脱水
特殊な脱水機で反物を伸ばしながら巻きながら、シワにならずに素早く乾くように脱水します。

⑤自然乾燥
熱や風を強く当てると生地を傷めるので、1〜2日をかけて日陰で自然乾燥させます。

⑥湯のし
絹は水で洗うと縮むので、熟練の職人が生地の特性に合わせて蒸気を当てながら均一な巾に揃えていきます。

⑦整理
最後に縦と横の生地の目を整えて仕上げます。

*シミ抜き見積もり
洗い張りだけでは落とせなかったシミがある場合には、シミの種類に合わせた薬品などを使ったシミ抜きが必要になります。その場合、お客様に見積もりを提示し、ご了解頂いてから加工を進めます。
詳しくは「シミ抜き」のページをご覧ください。☞シミ抜きについて

⑧納品とご決済
店頭にて代金引き換えで納品致します。


《洗い張りの納期》

お客様から品物をお預かりして、約1ヶ月でお渡しすることができます。ただし、お急ぎの場合にはできる限り対応いたしますのでご相談下さい。


《洗い張りの料金表》

  • 黒留袖(比翼付)    …22,000円
  • 留 袖(袷)      …18,700円
  • 黒紋付(袷)      …16,500円
  • 黒紋付(単)      …13,200円
  • その他のきもの(袷)  …15,400円
  • その他のきもの(単)  …12,100円
  • 長襦袢(袷/単)    …11,000円
  • 羽織・コート(袷/単) …12,100円
  • 結城紬(袷)*      …27,500円

*結城紬は、産地での特別な洗い張りをおすすめしています。

*その他の料金はお尋ねください。
*洗い張り後のシミ抜きや撥水加工、裏地や帯芯などの交換を希望される場合には別途料金が発生します。
*価格はすべて税込です。


《お手入れの種類》