残暑がずいぶんと和らいで朝晩は肌寒いくらい、すっかり秋めいてまいりましたね。
今年は異常な暑さ(汗)なんて毎年口にしていますが、例年に比べると木綿のきものに袖を通し始めたのが少し早いような気がします。僕が木綿に袖を通す1番の目安は朝の天気予報で示される最高気温25度。念のためにタブレットでも天気予報アプリを開いて確認、窓を開けて空気を肌でさらに確認。よし!と箪笥から木綿のきものを引っ張り出しました。
本日は福岡市内でのきものレッスンのため店舗はお休みを頂いたのですが、家内は単衣の小紋で僕は木綿。レッスンにご参加のみなさんは久留米絣や単衣の紬などさまざま。ご自身の体調や肌感覚で上手に選ばれていました。今日は前回ご所望を頂いた銀座結び(通称;角出し)のレッスン後に、木綿をはじめシルクウールなどこれからのきものや半襦袢などのインナーやこの先のアウターなどについてお話ししました。次回はこれまたご所望を頂いた半衿の付け方と袋帯の結び方についてレッスン後に、博多織の見学やお食事会など街へ飛び出す計画もありで楽しみは膨らむばっかり。
夕方、唐津に戻ってからブログを見返してみると昨年が10月13日、一昨年が10月18日に木綿を、しかも同じく松坂木綿のギンガムチェックを。何があったのか、約1週間ずつ早まっています。ということで最高気温25度がやってくる日が年々早まっているんでしょうね。実感がなかなか湧きませんけど(汗)。とにもかくにも最高気温25度からが木綿が心地いい季節なんです!