修繕いろいろ

ほつれや擦り切れを安くてきれいに整える。

ほつれや擦り切れなどを繕う

ほつれや擦り切れはお召しになった証。

傷口が広がる前に手を打つのが肝心要。

 お召しになればなるほど、シミはもちろんほつれや擦り切れる箇所が出てくるのは世の常。大切なきものを末長く楽しんで頂くためには、生地を傷めてしまう前に早めの修繕をおすすめします。


①ほつれ直し

袖付(脇)のほつれ直し

 袖付(脇)、袖口、背縫い(お尻)などうっかり引っ掛けてしまったり力がかかったり、縫い糸の劣化などでほつれた箇所を繕います。
【納期の目安】およそ1週間
【料金の目安】例)1,100円/袖付1箇所


②擦り切れ直し

八掛の擦り切れ
 特に多いのが、裾まわり(八掛)の擦り切れ。そのまま放っておくと、生地が裂けてしまって傷口は広がって料金が嵩む一方。意外と手間のかかる作業ですが、池田屋が誇るユーティリティー和裁士が安くて早くてきれいに仕上げます。
【納期の目安】およそ2週間
【料金の目安】例)6,600円/裾全体を縫い込む


《そのほか再生した例》

例① 擦れや擦り切れの小紋再生

https://kimono365.jp/?page_id=13017
 一度解いて洗い張りをして、擦れた上前ときれいな下前を入れ替えて、袖付と八掛の縫い目をずらして、すべて見えない部分に仕立て直しました。


《針しごとの種類》

  • 仕立て
    女将が裁ち合わせて、熟練の和裁士に仕立てを託します。
  • 半衿つけ
    長襦袢の半衿縫い付け代行サービス。
  • 寸法直し
    裄(手の長さ)、袖丈、身丈、身巾などの寸法を整える。
  • 修繕いろいろ
    ほつれや擦り切れを傷が広がらないうちに整える。

 *そのほかの針しごともお気軽にご相談下さい。