文化財防火デー。

 今月は出初式、月例放水訓練、文化財防火デー消防演習と毎週日曜日の朝早くから。
 文化財防火デーとは、1949年(昭和24年)1月26日早朝、現存する世界最古の木造建造物である法隆寺の金堂で火災が発生し、堂内の壁画の大半が焼損したことにより、1955年(昭和30年)に制定された記念日。全国各地で消防演習が行われているのですが、唐津市では史跡に指定されている唐津城を火点とした放水訓練。城下にある消火栓から不揃いの石段を恐る恐る駆け上がりながらホースを7本つないで中腹(写真上)に待ち構えている他分団の小型ポンプで中継して放水圧を保ち、さらにホースを複数本繋いで天守台にて放水。天守閣は昭和43年に建造された税金コンクリート製なので燃えるはずがないのですが、、、展示品が色々とあるそうなので。という割に防火設備が整っていないという、何とも皮肉な訓練(苦笑)。
 終了式に集められたグラウンドは、母校の唐津東高校跡地で現在の早稲田佐賀中学校高校の敷地。この景色は懐かしいけど切ない、それこそ卒業生にとっては文化財みたいなもの(涙)。

久しぶりにこの景色を目にすると懐かしい。けど切ない。

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