平成中村座観劇ツアー!

 行ってきましたよ、行ってきましたよ!九州初上陸の平成中村座小倉公演に!
 朝一番にお一人様の着付を承って、きもの姿で集まった総勢10名でいざ小倉へ!待ちに待った本日ということで、行きがけの車の中は役者や演目、お互いのきものの話題で持ちきり。誰一人として目も口も閉じることなく小倉城は勝山公園に到着。「本当に芝居小屋やん!」と毎度の博多座とは勝手の違いに戸惑いつつも、さっそく仲見世を右に左に、いざ小屋の中へ。中程から連なる椅子席、一階席のほぼ真ん中あたりが僕らの陣地。
 ひと幕目は、七之助丈演じる娘お舟と坂東彌十郎丈演じる渡し守頓兵衛の対照的な親子熱演の「神霊矢口渡」。幕の内弁当を挟み、最も楽しみにしていた清元節でほろ酔い気分の鳶頭を演じる勘九郎丈に待ってましたー!の「お祭り」、最後は遊女梅川演じる七之助丈を忠兵衛演じる中村獅童丈と八右衛門演じる勘九郎丈が奪い合う人情ものの「恋飛脚大和往来 封印切」。と、アッと言う間もないほど時を忘れる夢芝居。
 18世に掛けて18箇所あるという隠れ勘九郎探しは次回のお楽しみに。

昔ながらザ・芝居小屋で観る歌舞伎はひと味もふた味も違う。

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