60歳からきものはじめ。

 数日前に「あの、、、きものが欲しいんですけど」と彦星様がご来店。
 この時期のご要望となると、まずは浴衣をお勧めするのが決まり文句。なのですが、「実はね、60歳になったら家できもの着て生活するのが憧れだったんだけど、なかなか一歩が踏み出せなくって」と胸踊るご相談。さらにお話を伺うと、「20年ほど前に紬のアンサンブルを誂えたんだけど、日々袖を通すには上等過ぎて」とそりゃそうだ。「まずは夏を過ぎて秋頃から着始めたいんです」と浴衣ではないことも。
 ということで、さほど高価ではなくて御自宅で洗えるキングof日常着の木綿をお勧め。片貝木綿や伊勢木綿、久留米絣などに比べると反物で税込43,200円とやや高めなのですが、細い糸でしっかり織られていて絹のような光沢のある丹後木綿にお目が止まりました。オリーブ×焦茶の万筋が遠目に見ると無地のようで粋な、60歳からのはじめの一歩には最適。併せて「2年ぶりに出してみた」とおっしゃったお手持ちの紬アンサンブルを寸法見本にした後、丸洗いへ。
 「仕立て上がったら着付を教えてください」なんて願い事は必ず叶えてみせます!

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