101年目の秋、最終日。

140929 「最終日の池田屋」という異名(自称)を誇るだけあって、本日はサイコーの盛り上がりを見せました!
 想い出の詰まったお母様の黒留袖のお手入れとともに、「いい色無地を一枚欲しい」と願ったり叶ったりのお客様が朝一番でご来店。数ある中から、一年越しの念願だった大人ピンクの無地を手にされました。いま思うと、それが怒濤のご来店の合図だったのかも知れません。お仕事を頑張っていらっしゃるお嬢様への無地、のみならずご自身へのご褒美にと袋帯。ひと目惚れの漆染め袋帯。「これは買っときなさい!」とご友人から投げられた160km/hの豪速球に押されて欲しくなってしまわれた写真の御召(縞にほんのり浮き出る雪輪の地紋)×袋帯、長襦袢、長襦袢、きもの好きのお孫さんへ九寸帯、母娘で惚れ惚れの無地×袋帯など、終了間際までお客様との笑い声の絶えない接客が続き、おかげさまで元気百倍しあわせ億万倍の101年目を締めくくることができました。
 「僕は泣きまっしぇ〜ん!商いが好きだから!」。最高の101年目のプロローグとなりました。つづく、

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