裾廻しの色を選ぶたのしみ

130612 以前にも何度も話題に上りましたが、今日は迷いに迷いました。
 「おまかせします」って言われて軽く返事をしたまでは良かったのですが、なにせご覧の同じようで同じでない究極の選択。昔からニッポン人の繊細な色遣いの例えを『四十八茶百鼠』なんて言いますが、まさにソレ。同じ黄色でもこうも印象が変わるものかと、自然光の下で見たり、はたまた蛍光灯や白熱球下で見たりと紆余曲折の末に無事決定。夕方にも、洗い張りでお預かりしていた大島紬に合わせる裾廻しの色選びでご来店。こちらは前もって選んでおいた数色の中からお客様と相談しながら決めたのでスンナリ。
 まぁまぁ、裏地をつける袷のきものをお求めになる時の大きな楽しみの一つですから。

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