ドレミファ冠紐

ドレミファ冠紐

 昨晩のうちに米沢から唐津に戻りました。産地の想いやお仕事ぶりを御来店頂く皆様にお伝えすべく、改めて気を引き締めて頑張らねば。
 さて。本日は弊社がお世話になっている取引先の中でも随一の敏腕営業マンが、色数が無くなって来たなぁと思っていたところへ塩梅よく冠紐を持って来てくれました。『冠紐』と書いて[ゆるぎひも]と読みます。もともとは漢字で表している通り、装束の冠を結んで止めるために用いられていた組紐で、帯〆としても使用されています。とてもしなやかで適度な伸縮性を持ち、平でも丸でもない程よい丸みを帯びた結びやすくて解けにくく帯〆として重宝されています。組む工房ごとに糸を染める色が異なり、弊社では『みふじ』のブランドで有名な加藤萬さんのものを主に取り扱っています。きものや帯との相性を見ながら、紅を差すようにお洒落を楽しんで頂きたいと考えています。
 ということでこれからの季節におすすめの色をひとまず10本加えました。ほどなく春色がまた上がってまいります。おたのしみに。

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