美容師から始まる振袖物語。

美容師から始まる振袖物語。

 成人式を控えるご家族には、レンタルにしようか誂えようか迷われている方が少なくないはず。
 レンタルにしていろんな振袖を着たい、自分だけの一枚を手に入れて大切に着たいなど、ご家族で相談されながらも「はて、どこのお店に見に行こうか」というのが悩みの種に違いありません。だって呉服屋さんは敷居が高いので有名ですから(苦笑)。
 そんな折、日頃からお世話になっている美容師さんからお客様をご紹介頂きました。「私が知っている池田屋さんならきっとお客様のご期待に応えられるはずなのに、まだまだ唐津の新成人たちの期待に応えられていないのではないでしょうか!」と、それはそれは池田屋呉服店への大きく熱く深い想いが込められたメッセージが届き、そりゃあもうありがたすぎて。このご期待に応えなければ池田屋の未来はない!とふたりで感謝と猛省とやる気に満ち溢れました(炎)。
 なんて気合充実のところで我が家は一部が新型ウィルスに侵されてしまい、念のためにひと月ほど期間を置いてからご来店頂いた本日のこと。お客様に続いて熱き美容師さんも振袖のお見立てに同席してくださいました。お嬢様がお好みだった色柄のものと無地と小物合わせを楽しんで頂きながら、それぞれご覧頂きました。今日が初めてのご試着だったのですが、お母様とも美容師さんとも昭和な会話を交えながら、毎度「僕の娘だったら、」というやっかいなお父さん目線でとっても嬉しく楽しいひとときを過ごせました。きっと夜の食卓ではスマホで撮影された写真と睨めっこしながらご家族でもうひと盛り上がりされることでしょう。
 はて。色柄ものになるか、無地になるか。僕の中では決まっています(笑)。

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