公立高校の卒業式2日目。

公立高校の卒業式2日目

 唐津市内にある公立高校卒業式が1日に挙行されたのですが、なぜかこちらは2日に。ということで2日目。そう、実は定休日だった昨日のこと。
 幼稚園の卒園式にはじまり、小学校、中学校、高校、大学と証書授与式を経験しましたが、高校の卒業証書授与式がもっとも想い出深く心に残っています。普段の学校生活が楽しかったことが最たる要因だと思いますが、国公立大学前期試験後の合格発表前に行われる卒業式でということで進路が決まっていない仲間も多くいる中でしたが、ほとんどの人が初めて地元であり親元を離れて暮らし始める名残惜しさが格別だったのかも知れませんね。
 話は戻りまして。月に2日しかない定休日だったのですが、御予約頂いたのがお一人様だったということもあって承りました。店を開けた本日、「昨日は休みだったんですね、気づかずにすみません。ありがとうございました」とお菓子を頂きました。が、こうしてお礼の挨拶に来られると、必ず卒業式の様子を語る時間がついてきます。そして僕たちも耳を傾けては保護者になった気分になりつつも、方や当時を思い出しながらしみじみ。こうしてふたたび御来店頂けるのも、きものを着てくださったからこそ、着付をお手伝いしたからこそのこと。定休日にお手伝いをした甲斐がありました。
 新型ウィルスの影響で僕たちの経験したような花の高校生活を過ごすことは叶わなかったでしょうが、そんな苦い経験をした後輩たちだからこそより一層頑張ってくれると信じて、みんなの明るい未来を応援いたします!

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