表は質素に木綿、裏は網代市松文様の絹。こんなに粋なことはありません。
本日も粋で鯔背な唐津っ子のお手伝い。高校生の頃から唐津くんちの曳子として参加、現在は社会人になってようやく長法被を手にして仕立ての相談。言わば一端の唐津っ子として認められた証。という嬉しさ反面、表地に裏地に仕立てにお金がかかることもまた事実。入念に裏地の色柄や値札の数字を見比べて、、、網代市松文様に決定!「この裏地は唐津市内でも池田屋でしか取り扱ってないので、数多くいる曳子たちの中でもお一人しかいないでしょうね」ってのが最後の決めて。
龍や虎など一枚の絵になった額裏もいいけど、鳥獣戯画や網代市松のように小紋柄もまた粋。