蝙蝠と書いてコウモリ。

 二階へと上がる階段の途中に、何やら黒い塊が。
 近づいてよく見ると!蝙蝠だったのです!蝙蝠というと、古来中国では富や子孫繁栄の象徴など「福」を呼ぶ縁起物として重宝がられ、日本でも同様に浴衣や手ぬぐいの柄に用いられています。とは言え、閉店後の暗い店内で動き出して商品に糞が着くのは困るし、万が一営業中に店の中を飛び回っても困るので、ここは何とか追い出さねば!と一念発起。と、と、とは言え、噛まれるのは嫌だし、雑菌を持ってるといけないし、明るい時間で動くことはないだろうし、し、し、しーっと、近づいて軍手を二枚重ねた右手で鷲ならぬ蝙蝠掴み。寝ているところを起こした上に外に出すまでは!とギュッと掴んでしまったのでチューチューチューと鳴き出しましたが、無事解放。
 なーんて朝一番、昨日LINEで解れ直しのご相談を頂いていたお客様がご来店。しかも小千谷縮に麻の名古屋帯を結んで。しかもはるばる福岡市内から。しかも!しかも!しかも!解れ直しの話が解決すると、今年2月の大決算市でご覧になっていた本場結城紬の無地を御所望。八掛をほんのり濃い目の色に別染めして、秋が深まってしまう前に納品予定。猛暑にきものを着てご来店割引付き。
 蝙蝠よ、ふたたび!

本場結城紬の無地。八掛はほんのり濃い目を別染めで。

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