私のも誂えよっかな、

 男の子の甚兵衛と浴衣のお仕立てを頼まれたお客様。
 仕立て上がったのを連絡するとさっそく取りに来られて「私のも誂えたらって主人が言ってくれて、、、」となんとも羨ましい言葉。「本当にいいのかな。長く着られるのはどれでしょう」と首を傾げていらっしゃったので、「御主人様がいいよっておっしゃってる時が誂え時です!この柄だったら長くお召しになれますよ」とお勧めすると一転笑顔で「じゃあこれでお願いします!」と即決。ささっとお仕立てして、この夏素敵な浴衣家族を誕生させます。お母さんの選ばれた浴衣は生成り地に紫と緑が個性的な一枚。人気の定番柄で色を変えて今年も染めてもらったもの。若いうちは華やか帯で、年を重ねたら単色など控えめな帯で。
 お帰りになった後に尋ね忘れていたことに気づきました。「ご主人の浴衣はご用意できていますか?」

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