歓迎する茶会。

 本日は所属する茶道裏千家唐津青年部の新入会員を歓迎する茶会でした。
 お稽古をずーっとサボっている僕としては気恥ずかしい先輩会員ですが、あたたかく迎えてくれる仲間たちや、先輩として敬ったふりをしてくれる後輩たち、新たに入会した会員とともに夕方から楽しいひと時を過ごしました。日中は蒸し暑かったのですが、日が落ちかけると急に肌寒くなるのがこの季節。何を着ようか迷いましたが、麻の長襦袢に単衣御召を。今回は茶席には入らずに、日が落ちた後の帰り道に置いた竹灯篭に火を灯したり、お世話を焼く係でしたので袴をつけずに。
 以前にも紹介したことがございますが、実はこの御召は僕が修行時代に初めて手に入れた正絹のきもの。当時は袷だったのですが、生地がやや厚手で張りがあるので10年ほど着た後に単衣に仕立て替えました。お茶席で着て正座をしてもシワになりにくくって重宝しています。
 最初は緊張した面持ちだった後輩たちが、茶席が終わると楽しそうに帰っていったので午後から仕事をサボった甲斐がありました。

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