江戸からの便り。

 江戸で目下修行中の舞踊撫子から次々にご要望が参ります。
 先日は「白地に赤い絞りの帯揚」。それに応えようとおばあちゃんが御来店されると続いて「やっぱり袖の白い半襦袢が必要」とのこと。ちょうど京都から来ていた絞りを得意とされる小物屋さんから「微妙に異なる赤を2枚と大きさの違うのを見本に一枚」を拝借。半襦袢も併せて早速手配しました。さて、元気かなと案じている我々に嬉しいエピソードをいくつか落としていってくれました。「寮までは電車で通っているとか。三味線のお稽古で遅くまで頑張ったら先輩がジュースをおごってくれた」とか。まだ1ヶ月も経っていないのに、とても遠くにいて、そしてとても長い時間が経過したように感じます。江戸からの便りはご家族への頼り。頼られたおばあちゃんは迷惑そうに嬉しそうに、嬉しそうに毎度ご相談に来られます。
 池田屋のおじちゃんもおばちゃんも、応援しとるけんね。

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