装い新たに、

 とまでは参りませんが、先月末にお預かりしていた男物の紬、長襦袢、袴たちが新品のようになって戻って来ました。
 衿まわりや脇の汗、袖口のほつれ、袖が取れてしまいそうなほど袖付がほつれていた長襦袢、脇のほつれと食べこぼしのあった。そして最も酷かったのが着用のシワ。シミも取れ、ほつれも縫い付け、シワも伸び、いずれも無事に新品のような表情になって戻って参りました。元々、シワになりにくいはずの柔らかいのきものと、ウールの長襦袢なのに、日頃のお手入れが行き届いていないのか、はたまたお手入れで持ち込むつもりで紙袋にバサッと入れて持って来られたのが運の尽きだったのか、とにかくシワが最も気になりました。
 が無事で何よりでした。が、税込総額31,104円もかかってしまいました。ッチーン、

ほつれ直しが完了した袖口。

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