そろそろ断らねば!と納期が心配になるほど唐津くんち装束の仕立ての依頼が佳境を迎えています。
今日はお天道様のご機嫌が今ひとつながらも、土曜日とあってお子様連れを中心に続々と。そんな中、小学五年生の女の子がご家族とやって来て採寸かれこれを説明した最後に裏地をどうするかと言う話になり、どうするかと言うのは浅はかにも「子どもだし来年までしか曳けない(参加できない)から真っ白の木綿が絹。いや木綿に違いない」と決めつけてのこと。でしたが、「せっかくなんで絹で女の子らしい可愛いのをつけてあげたい」と御家族たってのご希望とあってすぐに裏地をいくつか転がすと、、、「コレがいい」とまさかの化け猫。(こんなに粋で鯔背な女の子がいたとは、)と心の中に留めておきつつ「すてき!かわいい!」と口にしてしまいました。
聞くとバスケットを頑張ってるらしく、(全国大会に行ったらお小遣いあげるけんね、)とまた心の中で留めた臆病者は化け猫に呪われやしないだろうか。

