月末に予定されている狂言の会を前に、先日お誂え頂いた色無地のご試着。
「大切な役割を承っているから、着た姿を確認したくて」とご友人を連れ立ってのリハーサル。「ちょうど桜の咲きそうな時期だからこれにしたのよ〜」と満足そうなご様子。深い緑に桜の花が前面に、所々あしらわれた金の花びらが儚く、それに合わせた無機質な銀色の袋帯が抜群のセンスの良さを感じさせます。「帯揚はこっちがいいかしら」「帯〆はこっちがいいかしら」と思案され、最終的なコーディネートを決定。楽しそうにご覧になっていたご友人も遂には「あ〜あなたはともかく着物が素敵!」と本音がポロリ(苦笑)。
あとは当日を待つのみ。どうか晴れますように。