Shall we タンス?

 久しぶりにお客様宅の箪笥の整理に出掛けました。
 御両親が相次いでお亡くなりになって空き家になってしまった御実家。生前は日本舞踊や華道を楽しんでいらしたお母様がお召しになっていたもの、お客様のために誂えられたものを預けっぱなしだったものなどの中から、これから大切に取っておかれたいものとお召しになりたいものを30点近く預かりました。
 お母様がお洒落さんだったんだなーというのがよく分かる内容でした。そしてきものがお好きで大切に保管されていたこともよく分かりました。シミがあまり見受けられず、最も驚いたのはカビるんるんの被害が少なかったこと。中でも僕のお気に入りは、型絵染め作家の小島悳次郎さん作のなごや帯
 これからすべてのきものと帯をじっくりと点検や採寸をした後、お客様のご意向に沿って1点ずつ加工を進めて参ります。こうやってまた作品が息を吹き返すと、天国のお母様もきっと喜ばれますし、悲しみに包まれたお客様のお気持ちも晴れやかになる、、、こと間違いなし!
 皆様の箪笥にも眠っていませんか?大切な想ひ出のきものたちが。

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