三権分裂。

 来春の成人式に向けて、振袖をご覧頂きました。
 2年ほど前にお姉ちゃんの振袖をお世話したのがきっかけで、今回はお姉ちゃんよりも少し背の高い妹ちゃんの振袖の準備。いずれもスタイルの良い美人さんで、どちらかと言うとお姉ちゃんよりも妹ちゃんの方が自分の意見をはっきりとおっしゃるタイプ。そして国民つまり国会はお嬢ちゃん、裁判所はお母さん、内閣府における総理大臣兼財務大臣がおばあちゃん。この構図はお姉ちゃんの時と変わらず。
 さてと、さっそく振袖をご覧頂き、最終的に絞られたのが写真の3枚。内閣府(おばあちゃん)が譲られない総絞り、奥に仕舞い込んであってお似合いになりそうな方にしかお見せしない紅型の振袖には最高裁(お母さん)からのお墨付きを頂き、事前に拝見したお嬢ちゃんの写真を見た第一印象でこれが似合うんじゃないかと思っていた小紫地に友禅で流水や花の丸が描かれた振袖は国会(お嬢ちゃん)の承認を得ました。が、、、相互に抑制し合いって権力の濫用を防ぎ、国民(お嬢ちゃん)の権利と自由を保障するはずが分裂。
 おばあちゃんのお孫ちゃんを想う気持ちは大切にしてあげたいし、お母さんのお気持ちも、そして何よりもお嬢ちゃんが笑顔でお召しになれる振袖はもちろん組み合わせを提案するのが僕らの役回り。
 とは言え埒が明きそうになかったので、一旦解散して家族会議で諮って頂くことに。つづく、

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