「はて。何を着ようかしら?」とのご相談。
年末年始にかけてご家族と一緒に船上で過ごされるお客様。乗船2日目の夜に船上で催される船長主催のパーティーにお召しになるコーディネートのご相談を承ったので、ここぞとばかりに今年の春にお誂えになったペイズリーの袋帯をおすすめしました。きものは極細の縞が粋な黒地の牛首紬、長襦袢は荒磯柄。ともに男性向けに織ったり染められたりしたものだったのですが、お客様の一目惚れにて。さらに、おっしゃれ〜なお客様には帯〆と帯揚も黒でまとめてみました。足元は胡桃色のスウェードが上品なお草履、お手元には新橋色がキリリと際立つ小ぶりのバッグ。
あぁ、羨ましいったらありゃしない。