廣瀬雄一江戸小紋展


会期:平成30年12月1日(土)〜3日(月)
時間:10:00〜19:00 ※最終日は17:00まで
会場:池田屋呉服店 1階と2階展示場
内容:
・伊勢型紙やヘラなど江戸小紋にまつわる道具や資料の展示〈一階〉
・江戸小紋のきものや帯の展示販売〈二階〉
・江戸小紋柄カシミアストール展示販売〈二階〉
・丹波篠山産飛切極上黒豆と瓶詰め煮豆の予約販売〈二階〉

問い合わせ:0955-72-2050 お問い合わせ


伊勢型紙とヘラ一枚から生まれる江戸の粋。

江戸時代に武家の裃の柄として発達した「江戸小紋」。

 江戸小紋は江戸時代の大名が着用した裃に由来し、藩によって柄が定められていた。質素を美徳とした時代に、一見地味ながらも目を凝らすと分かる繊細で華麗な意匠を競うことでこの技法が発展した。特に有名な「鮫小紋」は紀州徳川家の定紋。現在も当時と変わらぬ技法で伊勢型紙を使い、餅米の糊と染料を用いる。

江戸の粋を染める廣瀬染工場四代目・廣瀬雄一、唐津に現る。

 大正七(1918)年創業の廣瀬染工場は、今年で百周年を迎えた。四代目を継いだ雄一氏は、消耗品でありながら数千種類を誇ると言われる型紙と絶えず向き合い、現代に相応しい色を追求し続けている。
 今回は期間中1日(土)と2日(日)の2日間のみ廣瀬雄一氏を唐津に迎えて、江戸小紋の魅力を隅から隅まで余すところなくお客様に直接伝えて頂く。雄一氏がこだわる型紙と染めの手仕事から生まれたきものや帯、ストールたちを、ご本人の話を交えながら師走の唐津・池田屋でお手にとってご覧下さい。


|プロフィール| 
廣瀬雄一[ひろせ=ゆういち]
 昭和五十三(1978)年、東京生まれ。江戸小紋染め職人。学生時代にはウィンドサーフィンの選手として活躍し、シドニーオリンピック代表候補。卒業を機に、家業である廣瀬染工場に入社。斬新な発想と高い技術で、日本工芸展にて入選ほか、伊勢型紙を用いた小紋染めのストールやタイなどにも挑戦し、染め職人に留まらずデザイナーとして江戸小紋の魅力を世界に向けて発信し続けている。廣瀬染工場四代目のブログ https://hyuichi.exblog.jp


丹波篠山・小田垣商店が誇る大玉丹波黒大豆飛切極上

 お正月といえば黒豆。黒豆といえば丹波篠山産に限ります。中でも、黒豆の老舗・小田垣商店が長年培った目利きと伝統の手よりを守り、常に温度や湿度を保ち品質管理された大粒で極上の黒豆。それが『大玉丹波黒大豆/飛切極上』です。
 そこで池田屋では、毎年12月の企画展にご来場頂くお客様向けに、丹波篠山産の『大玉丹波黒大豆飛切極上』と『国内産の瓶入り煮豆または栗甘露セット』の予約販売を承っております。黒豆は自分で煮る!という方は是非一度、丹波篠山産の飛切極上をお試しください。
 企画展へのご来場や黒豆の御予約またはお問い合わせは、今すぐ池田屋へ!