米沢の染めと織り


日本最北限の一大織物産地、山形県米沢市をたずねて。


会期:令和5年10月21日(土)〜23日(月)
時間:10:00〜19:00 *最終日のみ17:00
会場:池田屋呉服店 2階展示場
内容:米沢(山形県)生まれの染織品
問い合わせ:0955-72-2050 お問い合わせ


米沢藩主・上杉鷹山公の産業振興にはじまった染めと織り。

はないちもんめの紅花染め、長井、置賜、白鷹に生まれる織物たち。

 まだ雪の残る今年3月、約10年ぶりに米沢をたずねました。野々花染工房にはじまり、染めや織りの工房10数軒を2泊3日で巡る旅路。新たに生まれ続けている染織品の美しさや職人たちの創造力や技術の高さに改めて感銘を受けましたが、最も驚いたのはその染織品たちが動き(売れ)続けていて現地で仕入れることのできるものが少なかったこと。ならばと行く先々で池田屋好みの染めや織りを頼みに頼んで参りました。夏前から順に染め織り上がってきた品々は、この時のためにどなたにもご覧に入れずに貯め込んでおりました。それに加えて今回は米沢における草木染めの第一人者でいらっしゃる野々花染工房の諏訪剛一氏に作品と共に御来場頂き、さらに輪をかけて米沢の魅力をお伝えすることのできる絶好の機会となりました。
 みなさまの御来店を心よりお待ち申し上げます。