例年の繁盛ぶりからすると、残念ながら少々物足りない静けさ漂う三日間でした。
が、今回もたくさんの新たなご縁や久しぶりのご来店、しかもお得に手に入れられたお客様の大喜びのお姿にニンマリ。その上、新成人候補が3人!訪問着候補者がおふたり!と種を巻いたような宿題を頂いたような毎日でした。
そんな中、本日は友人の紹介で福岡市からご来店のお客様が、唐津が世界に誇る染織作家の松尾鏡子さんの作品についておたずねにご来店。手元にある作品をご覧に入れながら、あらん限りの知識を提供してあげました。その甲斐あってか、涙を飲んで3割引した西陣御召(写真右)で羽織を誂えてくださることに。ただし「裏地は猫で、」との課題付き。
それからもうひとつ(涙)。これまで重ねた苦労が実を結んで幸せを掴みかけている、いや掴んで離すわけがない彼女が「あなた色に染めてください!」と言わんばかりの真っ白な千鳥格子柄の長襦袢(写真左)を。もう嬉しすぎて溢れる涙をグッとこらえて2割引を3割引にして祝いました!
今なら言える 素直に言える。いつまでも、幸せに。その長襦袢は君のもの。今夜君は彼のもの。