際どい黄変直し。

 ご親戚の結婚式にご出席を控えていらっしゃるお客様から、訪問着をお預かりしました。
 特にカビ臭くもなく、一見するとどこにも問題がないように思える訪問着。実に弊社スタッフもお客様がお申し出になるまで気がつかなかったのだとか。このままお召しになっても問題なさそうなのですが、そこはお客様の想い一つ。裾に咲いている白い花たちの中に茶色く変色している箇所が。おそらく胡粉といって貝殻からつくられた顔料で白く染められているのですが、その部分がおそらく湿気によって時間をかけて茶色く変色したものと思われます。しかも金色の樹脂で縁取られている花の輪郭の内側と外側にまたがっている箇所も。こうなると高度な技術が必要となってしまい、そんじょそこいらの職人さんでは手がつけられません。けどお任せください!弊社には神様仏様日名川茂様という染色補正界のプリンス、もといマイケル=ジョーダンがいてくれるのです!
 ということでまずは見積もりを。今後の展開に乞うご期待!

茶色く変色している白い花たち

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