3ヶ月もの歳月をかけて、ようやく仕立て上がり!
「羽織に仕立て替えて欲しい!」とのお言葉を聞き漏らすわけにはいかず、表向きさえ整っていれば『継ぎ接ぎ』と『おまかせ』を御了承頂いた上で預かりました。洗い張りから上がって来ると、仕立て担当大臣の女将が裁ち合わせ(どの生地をどの部分に用いるか)で格闘の末、弊社で最も丁寧部丁寧課の仕立屋さんに託しました。『継ぎ接ぎ』を御了承頂いたとは言え、できる限り『継ぎ接ぎ』に見えないように苦心した傑作がコチラ。
夏日に襲われたのが昨日と一昨日が嘘のような暴風雨で寒々しい本日が幸か不幸か、夏を前にこの羽織を一度はお召し頂けるのではないかと期待は膨らむばかり。
納品は雨上がり後、すぐに。