洋服で言う所の「袖を長くする」ことを、きものでは「裄を出す」と言います。
寸法直しでお預かりした、譲り受けられたという江戸小紋。よく測ってみると、肩巾はちょうど良かったのですが、袖巾が少し短い。「あぁそれでか!長襦袢が袖口からぺろ〜んと出てきたんだ!」と3時のおやつは当たり前だのクラッカー。ということで、ご希望の寸法通りに直せるかどうか、袖付を解いてみると、、、縫い代はご覧の通り。気になる生地の折れ筋は、アイロンをあててみると何とか目立ちにくいくらいまで戻りそうだったので安心。
裏地のついた袷のきものの裄直しは、6,000円(税別)でっす!ッチーン、