狐に抓まれたような京都出張最終日。

160528 最終日は、ご商売をなさっているお客様のご要望で伏見稲荷大社からのはじまり。
 恥ずかしながら、僕も女将もはじめての伏見詣で。「稲穂が成ると書いてイナリと読み、もともとは五穀豊穣の神様だった。それが商売繁盛の神様としても崇められるようになって、商売といえば荷物が動くということで稲穂と荷物で稲荷となった」とは京都駅から乗車したタクシーのおじいちゃん談義に耳を傾けているとアッ!と言う間の到着。降りると目に飛び込んできたのは、参道にずらりと並ぶ「外国人に人気の観光スポット2015日本国内二年連続第一位」という幟、の奥にある真っ赤な鳥居と楼門。さっそく本殿につづいて千本鳥居をくぐり、奥社をお詣りしたところで折り返し。順路の途中でなぜか外国人が浴衣を販売していた露天が珍しくて写真を撮ろうとすると「NO!NO!」と外国人に間違われたのはさておき、外国人観光客やレンタルきものを着たり着なかったりの修学旅行生でごった返す境内が異様な雰囲気だったのと、商売繁盛を願う弊社よりも遥かに大きな繁盛ぶりのお稲荷さんのご利益を授かれるように日々是精進を誓った初詣。ふぅ、つづいてお客様と女将は河井寛次郎記念館へ、僕は残る宿題を済ませるべくひとり室町界隈へ。残念ながら土曜日はお休みだったり、「展示会前でお探しの商品をお見せすることができません」って言われたりしましたが、色無地と名古屋帯、紅型の小紋、コート地、裏物などを見立て、京都駅でふたたび二人と合流。
 京都から送ったたくさんの荷物が無事に届き、それめがけてたくさんのお客様がお越しになりますように!コンコン、もといクルクル。

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