きものが小さくなった?

 なんてことがしばしばあります。お召しになる方の体型が変わったことは棚の上の上の箱の中にかくしといて、もとい隠したおつもりで(笑)。
 冗談はさておき、寸法直しのご相談をしばしば頂きます。写真は長襦袢です。先述のようにお体格が変わられた方のほか、譲り受けたりアンティークなどをそもそも寸法が合ってないものを手に入れた場合など。いずれにしましてもお客様のご意向やご予算を大前提として、せっかくなら美しく格好良くお召し頂けるように全力を尽くします。そこで肝になるのがお客様と弊社の希望を叶えてくださる仕立て屋さんとの打ち合わせです。こちらの要望を伝えながら仕立て屋さんの経験と知識によるご提案を織り交ぜつつ方法を固めていきます。とても電話一本、伝票一枚では済まないのです。近年は仕立てを国内はおろか海外の工場に依頼するきもの屋さんが少なくありませんが、通り一遍の仕立ては上手だとしても細かい打ち合わせどころか寸法直しを請け負ってくださる工場は皆無でしょうね。すべからく地域で手に針を持つ仕立て屋さんを大切にすべし!なんです。
 これからも地域の専門店として、地域の仕立て屋さんとともに精進します!

追伸
またしても振袖の御相談が舞い込みました!(涙)

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