お彼岸詣りの大島紬と帯。

 本日は御来店の少ない1日でしたので、溜まっていた検品や納品や納品前の連絡を差し上げるのに終始。
 そんな中、女将は朝一番の着付レッスンを終えると、お昼ご飯を挟んだ午後一番で着付のお手伝い。お彼岸のお寺詣りに御自宅で大島紬に博多織の半巾帯、その上から羽織をお召しになって御来店のお客様が持参されたなごや帯に結び替え。のお手伝い。実はこの帯、「お彼岸の先祖供養にもってこいと思って、」とおばあさまがお誂えになったまま一度も結ばれてない、言わば形見のなごや帯。とても状態が良く色柄も緑が珍しい大島紬にぴったりだったんです。弊社を後にされる頃にはすっかりあたたかくなって羽織は手提げの中へ。写真には写っていませんが足元の草履がまた素敵だったんです。
 姫君の御来店はありませんでしたが、きものをお召しになる方の御来店が続いてしあわせな一日。

閉店間際、鹿島酒蔵ツーリズム帰りのお客様から頂いた手土産で隣の奥様と一献。する女将。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.