色無地に袋帯。

色無地と袋帯

 御親族様の結婚披露宴に参列される御家族3名様の着付けをお手伝いしました。女将と大女将が。
 訪問着に袋帯を結ばれたお母様は50代、御長男のお嫁さんとお嬢様(写真)はともに20代で色無地に袋帯を結ばれました。「20代のお嬢様が色無地だなんて地味すぎるのでは、やっぱり訪問着みたいに華やかなきものが相応しい」な〜んてご意見もあったりなかったりするのですが、お若いからこそ着こなせる『引き算のお洒落』。背中に刺繍で家紋を一つだけ入れて、つまり色無地一ツ紋付に袋帯というまさに御親族の結婚披露宴に相応しい組み合わせです。
 女将と大女将が朝早くから着付を頑張っている間、僕は子どもたち(特に三女)のお世話係だったのですが、せめて一枚だけでも写真に収めたくって最後のおひとりだったお嬢様をパチリ。う〜ん、美しい。朝はすこしひんやりしていましたが日中は汗ばむほどの陽気でしたので、「汗かいたよ〜」とご帰宅後にはすぐにお手入れに持ち込まれました。
 いつも仲睦まじい御家族のきもの姿をお手伝いできたことは嬉しいばっかりです。

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