初夏のなごや帯

130507 久々のご来店、というか通りがかりのお客様。
 衿元はふっくらで帯はゆったり、それでいてシルエットはすっきり。永らく日本舞踊に精進されているだけあって、毎日着てるって言ってもここ数年来の僕なんかでは足元にも及ばない素敵な着姿。オリエンタルな柄の小紋に合わせてあった真っ白な帯があまりに素敵だったので、ご挨拶を差し上げつつ「ちょっと触ってもよかですか?」とつい。恥ずかしながら素材も組織もピンと来なかったので正直に尋ねると、「これは洋服地から仕立ててもらったの」とポロリ。絶妙な厚さの帯芯といい、さすが。
 洋服もそうですが、この季節ってコーディネートが難しいですよね。暑すぎず寒すぎず、みたいな。

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