はじめての浜崎祇園へ。

はじめての浜崎祇園。

 唐津市浜玉町で3年ぶりに行われた浜崎祇園
 若い頃はよその祭りにまったく興味が湧かず、大人になってからは毎年唐津中央商店街を舞台に開催される土曜夜市の実行委員として行きたくても行けませんでした。が、今年は土曜夜市が通常の4週から2週に縮小開催されることで、ぽっかり空いた7月第4土曜日の夜。三女と女将が「行ってみようか」と言うので、唐津駅からJRに揺られること4駅、浜崎駅に降り立つと潮風の乗って笛鐘太鼓に加えて唐津くんちにはない三味線の音色とお祭り独特の香り。少し歩いて本通りに出ると漆黒に浮かぶ提灯の灯りに照らされた山笠3台に圧倒されました。ほどなくして3台が近づいて来ると、高さ約10メートルの大きさにさらに圧倒され、木綿半纏に褌といういかにも夏祭りという男衆の出立ちと汗みまみれながら力強く動かす姿に感銘を受けました。まぁ立派。
 僕たちのような観光客が祭りをさらに盛り上げることはあるとしても、古くから大切に受け継いで来られた地域のみなさまの心意気こそが何よりの宝物。お祭りで大切なものは形(有形)ではなく想い(無形)、だからこそお祭りは非日常ではなく大切な日常の延長と気づいた今日この頃。浜崎のみなさまに幸あれ!

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