今週も着付三昧の日曜日。

今週も着付三昧の日曜日

 本日の着付三昧は、開店直前の朝9:00に承っていたおふたりで幕を開けました。
 豊富秀吉が朝鮮出征の本陣として築城した名護屋城址で開催される名護屋城大茶会というお茶会にお出掛けになるのに、おふたりとも色無地袋帯を結んで。そのうちのおひとりは近年仕立て直された小紋にしようか悩まれたのですが「あまり目立ちたくないので、」とやっぱり色無地に。着付を終えて「外で1枚!」と写真をおねだりすると、「手はどうすればいいんですかね、」と揃えた指先がやや硬めなのはご愛嬌で。ちなみに、秀吉ゆかりの『黄金の茶室』が5,500万円をかけて復元されたのを記念して開かれる名護屋城大茶会。少々派手なきものをお召しになっても目立たなかったかも。な〜んちゃって、
 続いてお昼一番に、つい先日の成人式で着付をお手伝いしたお嬢様とご家族様が写真撮影に臨まれるのにお嬢様の振袖とご自分でお召しになるお母様の手直し。続けて同じスタジオで撮影に臨まれるカッチョいい振袖姿のお手伝い。ひと呼吸おいて、きものをお召しになって福岡市内にお出掛けになるお客様がご自分でお召しになるのにワンポイントレッスン。中でも最も嬉しかったのがカッチョいい振袖姿のお嬢様が「ここの着付がめっちゃ上手いって有名ですよ!!!」って言われたひと言。振袖の着付のお申し込みを通じて初めて御縁を頂いたお嬢様からのこれ以上ない褒め言葉に、さしもの若女将もあまりの嬉しさに動揺を隠せませんでした(涙笑)
 市場の規模縮小を言われ続けているきもの業界ですが、私たち自身が需要に気づいていないだけでまだまだ底が知れない気がしてなりません。これからも唐津・池田や呉服店は、きものをお召しになる方を全力で応援します!!!

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