色無地に袋帯。

色無地に袋帯美人。

 今朝も卒業式へと向かうお母様たちの着付をお手伝いしました。言わずもがな、僕は子守担当。
 中でも一見地味に見えてしまう淡い鼠の無地に黒地の袋帯を結ばれたお客様は、「主役は子どもたちですから、」とかなんとか言って、彼女らしく格好良く小学校の卒業式へ。昨年着付をお手伝いしたのが御縁のはじまりですが、こうしてまた異なるきものや帯を選んで着付をお手伝いできて嬉しい限りです。実は昨年末にこの日のためにと誂えてくださったきものと帯だったりするもんで尚更のことですな。
 「『母が家紋をつけるといいんじゃない』と言うので、卒業式で着た後にお手入れと一緒に紋入れをお願いしようと思っています」とは、誂えられる時に家紋を入れるか入れまいか悩まれたので「縫い紋だと後からでも入れられますから」と提案していたことがさっそく実を結びました。
 なんかこう、きもの365日を一歩ずつ歩んで頂けているようで。お客様の卒業式はまだまだですから、

追伸
今月の着付は明日と明後日が最大の山場。僕にも出番があります!

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