元祖だるまわたの分量と用途。

丹前の中に入れるだるまわた

 先日ご隠居さんからご注文を頂いた綿入丹前。寒いうちに納めないと出番を逃すので、さっそく仕立てくださる方の手に委ねました。
 表地は絹100%の大島紬ですが、裏地は御所望の木綿100%、中に入れる綿も木綿100%で巻き綿の元祖だるまわた。ご希望に応じて綿の量が決まるので、どの程度のふっかふか具合を求めていらっしゃるかによりますが、今回のお客様は現在お召しになっている見本がありましたのでそれと同等に。ということで、だるまわたを6巻準備しました。首まわりをあたためる衿にまで綿を入れるので、念のためにもう1巻。
 それにしても「御出産時の下敷」に用いられているとは尻ませんでした。

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