「これにこれを縫い付けてください!」と持ち込まれたのは、現在の熊本県にあたる肥後国海上に出現したとされる日本の疫病封じの妖怪「アマビエ」の半衿とオリンピック競技が染められた長襦袢。
本当は昨年末にお召しになる予定だったのが延期。ここに来てようやく、と言っても3月にお召しになる機会が巡って来られて、嬉しさのあまり半衿の縫い付けをお願いに来られました。半衿は昨年5月にお買い上げ頂いたもの、長襦袢は他店でお買い上げになって仕立てをご依頼頂いたもの。きものと帯はどれにしようか悩む時間を楽しまれているところ。お召しになる当日の着付も承っています。
いつも明るいお客さまが、新型ウィルスの影響はおろか日常生活の些細なことから落ち込まれてる様子だったのですが、お話をしているうちに少しずつ笑顔が戻って来られたのでホッとしました。そのきっかけが「きもの」ですから、なんかこう嬉しくって、、、照れてしまいます。
追伸
半衿の縫い付けサービスは、税込1,100円でっす。