きものde筑前いいづか雛のまつり

13030301 今月のツキイチキモノは、飯塚市で開催されている雛祭りのイベントに出掛けました。
 市内の19会場にお雛様が飾られているということでしたが、会場が離れて点在していたので主だったふたつの会場へ。まず訪れたのは唐津と同じく炭坑で栄えた飯塚にあって、炭坑で財をなした伊藤伝右衛門の旧宅。門構えから素晴らしかったのですが、中に入ると25もある部屋のほとんどが解放されていて、それぞれの部屋に立派な雛人形たちが趣向を凝らして展示されていました。その数はなんと!5000体!加えて建物や庭園はおろか展示物に至るまで自由に撮影ができ、親切なボランティアガイドのみなさんにも恐れ入りました。なんて圧巻な伊藤邸を後にして次に向かったのは本日まで限定公開中の麻生「大浦荘」。ここは麻生グループの創業者・麻生太右の長男・太郎右衛門の住宅として建築されたもの。門をくぐって目に飛び込んだのはこの樹何の樹キンモクセイ。住宅は一部のみの公開でしたが、50mもある廊下や縁側いっぱいに張り巡らされた手吹きのガラスの数々。雛飾りも室礼も伊藤邸に比べると物足りなさは否めませんが、一見の価値は十分にありました。
 とにもかくにもお天気に恵まれて参加のみなさんが楽しそうに過ごされたことが一番の収穫。

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