姿勢を正して衿を正す。

衿を正して片貝木綿。

 今日は日中暑そうでしたので、毎度の片貝木綿の下には半襦袢すら省いてTシャツに手ぬぐいの衿のみ。とステテコ。そのくらいでちょうど良いんです。
 さて、このブログで以前にも書いたことがあるのですが、特に男性のきもの姿では姿勢が正しいかどうかが着姿に大きく影響します。着姿以前のきものをお召しになる時に姿勢を悪くしていると、そもそも衿まわりがすっきりと男前な着姿になることができません。
 なんてかくいう僕は超のつく猫背。こちらの方言で言うところの「がばい猫背」。するとどうなるかと言うと、上の写真は背筋を伸ばしている衿元、下の写真はいつの間にか猫背に戻っていた衿元。そうなんです、衿が緩んでジョロ〜ンとなってしまいます。もちろん衿元をゆったり着て男の艶っていうんでしょうか、それを匂わせるような着方もありますが。それとこれとはちょっと違います。
 そんな昨夜、ひさしぶりに池波正太郎さんの『男の作法』に目を通してみました。すると『和服』の最後の一説にはこう書いてありました。

、、、着慣れない人が和服を着ると相当苦しいだろうと思う。本当は躾は楽なんだよ、和服の方が。だけど、それには姿勢を正しくしていないといけない。なぜかというと、姿勢を正しくしていないと襟もとがくずれるんだ。そうなると本人も気持ちが悪いし、見た目にもよくない。だから、和服を着るときだけは、洋服を着るときより姿勢を正しくしないとだめなの。健康にはいいじゃないか。

 そうですよ、健康にも良いじゃないか。と、衿を正す。

つい猫背になってしまうと衿元が崩れてしまいます。
つい猫背になってしまうと衿元が崩れてしまいます。

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10月のきもの成績
若女将14vs15若旦那
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◉9月/27vs26
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△8月/27vs27
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△7月/29vs29
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○6月/27vs28
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△5月/26vs26
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○4月/27vs28
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△3月/29vs29
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◉2月/27vs26
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◉1月/27vs11
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