浴衣で唐津を嗜む-其の3-

浴衣で唐津を嗜む-其の3-

 今日はこの夏にして3度目の、浴衣で唐津を嗜む日。唐津が誇る料理の宿『松の井』さんへ。
 早々に満席の御予約を頂きましたが、中国は武漢にはじまり全世界に広がり日本国内はおろか佐賀県内や唐津市にも感染者が増え始めた影響で申し込みやキャンセルが寄せては返し、本日は総勢6名で。注染めや有松絞り浴衣小千谷ちぢみ無地付け下げをお召しになって、僕は久々にのきものを着て。
 4人がけのテーブルにお二人ずつ互い違いに座って頂くソーシャルディスタンス席に着くと、さっそくガラスの器に盛られた鶏出汁素麺の先付けではじまりはじまり。続いて蓋の向こうから出汁の薫る糸撚鯛と茄子のお椀(写真上)、盛りだくさんの八寸、ぷりっぷりの鯛、焼いた波佐見焼きの上に乗せてレアを味わう烏賊酒盗焼、鱧と万願寺唐辛子の絶品天ぷら、女将曰く「これは松の井に嫁いで来て70年とちょっとになります」という十二代中里太郎右衛門『無庵』作の器で頂く鰻の南禅寺蒸(写真中)、〆のミナご飯と赤出汁に山芋が美味しかった香の物、胃を洗われた気がしなシャインマスカットと甘夏の水菓子で終了。会話にも花が咲いていましたが、名残を惜しみつつ解散。

浴衣で唐津を嗜む-其の3-
南禅寺蒸の鰻は、十二代中里太郎右衛門「無庵」作の器で。

 と、すっかり唐津を嗜みましたが、参加されたみなさんから「どれも美味しくて、久々にこんなに笑って楽しかったです」「きものを着る機会をまたつくってください」と言って頂けたことが何よりの収穫。
 ほんの少しだけジッと我慢しますが、近くまた少人数で唐津を嗜むよう企み中につき乞うご期待!

浴衣で唐津を嗜む-其の3-
唐津 料理の宿『松の井』本日の献立

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8月のきもの成績
若女将18vs18若旦那
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△7月/29vs29
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○6月/27vs28
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△5月/26vs26
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○4月/27vs28
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△3月/29vs29
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◉2月/27vs26
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◉1月/27vs11
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