絽の帯は、祖母の形見。

二部式の帯に仕立て替える絽の帯

 隣り合う2本の経糸[たていと]を捩って織ることで、緯糸[よこいと]と緯糸の間に隙間をつくる。体感よりも見た目が暑い夏を和らげてくれます。
 さて、写真の浅縹色のは帯地。女将のお母さん、つまり母方の祖母が自ら仕立てて結んでいたというもので、すでに解かれていました。はじめて目にしたということはつまりのつまり、ずいぶん長らく箪笥の中に眠っていたということになります。毎日きものを着て店頭に立っている若女将に譲ってくれたのは良かったのですが、、、諸事情あってお腹とお太鼓を分けた二部式の帯に生まれ変わります。お腹もお太鼓の部分もかなり色褪せていましたが、そのまま使って仕立てます。時間とともに生まれた表情をを味わえなければ、アンティークを楽しむ意味がないのですから。
 帯地ではなくても、古い羽織やきものを帯に仕立て替えることもできますよ。皆様もぜひ!

お太鼓の部分だけ、あやめの花は刺繍です。
お太鼓の部分だけ、あやめの花は刺繍です。

◉池田屋呉服店のオンラインショップへ!今すぐクリック!
https://kimono365.stores.jp

−−−−−−−−−−−−−−−−
7月のきもの成績
若女将8vs8若旦那
−−−−−−−−−−−−−−−−
○6月/27vs28
−−−−−−−−−−−−−−−−
△5月/26vs26
−−−−−−−−−−−−−−−−
○4月/27vs28
−−−−−−−−−−−−−−−−
△3月/29vs29
−−−−−−−−−−−−−−−−
◉2月/27vs26
−−−−−−−−−−−−−−−−
◉1月/27vs11
−−−−−−−−−−−−−−−−

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください