道屯織のなごや帯。

 大決算市の余波が続いております。
 本日は仕立て上がったきものを受け取りにご来店のお客様が「このきものに合う帯がないのよねー、」とおっしゃったが運命の分かれ道。決算棚卸し前で二階に積み上げられた反物の中から、女将がアレとコレと持って降りては広げて。ドガチャカと電卓を弾いてはお客様に提示して、どうやらお値段もお気に召したようで。
 道屯織と書いて[ろーとんおり]と読むこの織物は、木綿の糸を用いて縦糸を浮かせて模様を織り成すのが特徴です。糸が浮き出た分だけ糸本来の光沢が現れて色濃く見えます。小さな四角形を飛び飛びに連続したり不規則に並べることでお洒落を表現する道屯織は、無地のきものにも柄のあるきものにも合わせやすく重宝します。 
 まだまだ続いてほしい、大決算市の余波。

◉2月のきもの成績
若女将25vs24若旦那

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