快気祝いに花ふきん。

 昨日の夕方、食材を求めて家族で近所のスーパーマーケットに行った時のこと。
 久しぶりにばったりお会いしたお客様から「そういえば花ふきんっておいくらでしたっけ?」と尋ねられて「770万円でっす!」とお答えすると、「実はしばらく入院してて、快気祝いのお返しに使いたいんですけど」とご相談を受けました。「明後日の午前中までに28枚!」とっとっと、さすがに普通の熨斗紙ってわけにもいきませんから、槇原敬之さんの歌を聴きながら夜なべをして水引を結びました。心を込めて。先日別のお客様からご注文を頂いた御挨拶ふきんの時もそうですが、どこにでもある花ふきんをどこにでもないものにするのが僕たちの役回りだとすると、今の僕の実力ではこんなことでしか役に立てなくって。
 明日の午前中に配達した時のお客様の笑顔が楽しみ。

◉2月のきもの成績
若女将16vs15若旦那

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