冬なのに麻の襦袢。

 昨日は消防団で僕の部下として頑張ってくれている後輩の結婚披露宴でした。
 自動車販売と整備工として頑張る彼は、これからの唐津を背負って立つ若者の1人。父上の遺伝子を色濃く受け継ぎみんなが集まる場所を盛り上げに盛り上げてくれるのぼせ屋さんとは裏腹に、とてもよく気遣いができる彼の結婚披露宴は人数も去ることながら心地よく大賑わい。まさかまさかの御縁が繋がり、こんなところで出逢うとは!という先輩後輩と挨拶を交わしっぱなしでした。
 いつもなら若々しく縮緬を水浅葱色に染めた紋付羽織を着ていくのですが、今回は先輩風を吹かせるためにも焦茶色の御召羽織に縫紋を一つ。実はこれ、社長がちっとも着ないので勝手に僕のものにしちゃいました。毎度の江戸小紋御召十との相性も抜群で、こんなに落ち着いた色が着こなせるようになってしまいました。実は、披露宴に行く度に汗をかいて長襦袢を汚してしまうので、今日はの襦袢で臨んでみました。が、正解!行き帰りの道中で車から降りた数分以外はとても心地よく過ごせました。素材と季節って、何度着てみても選ぶのが難しいですね。
 それにしてもをつけると身も心もシャン!となるのは僕だけじゃないはず。

◉2月のきもの成績
若女将8vs7若旦那

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