二十歳の春を想う。

 「20年間大切に育ててくれてありがとう」そんな手紙を心を込めてしたためる素晴らしい成人が唐津にいるとかいないとか。
 今日は唐津市成人式。今年もたくさんの振袖姿とぎこちないスーツ姿。おかげさまで、弊社も朝から二十歳の若人たちの手伝いに追われていました。ご縁のあるみなさまの着付をすべてお手伝いできれば良いのですが、そうとばかりはいかないのが本当に本当に悔しいところ。
 ようやく最後のお手伝いが終わるか終わらないかという頃、一番気になっていたおひとり、弊社で着付のお手伝いができなかった瑠璃色の袖がチラリとガラスに写りました。どの成人も素晴らしい振袖姿なのですが、家族ぐるみの付き合いで、尊敬している先輩夫婦で、しかもこの目で見立てた振袖に袖を通した大和撫子とあらば想いも一入二入じゃ納まらないのが世の常。駆け寄って改めて拝見すると、吸い込まれるような瑠璃色に満開の桜。その間に間に豪華絢爛な花々。何よりも嬉しいのは、艶やかに着こなしていているということ。二十歳になると一人一人振る舞いや顔立ち、言葉遣いなどにどの様に心が育まれているかが滲み出ています。よね。歳を重ねてしまうとついついそんなところが気になってしまいます。かたや店先に立つ撫子はというと、凛としながらも柔らかさを合わせ持つその姿。20年感謝を持って過ごしてきたのだとしみじみ感じました。「この振袖と巡り合えて本当に良かった」と、結局のところ自画自賛。えへっ、
 お買い上げ頂いた時の記事『瑠璃色を振る袖に桜咲く。』をご覧のみなさまにも、色と自慢を添えて改めてご覧に入れます。
 二十歳の春。それぞれの心に、すべてのご家族に大輪の花を。

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