久しぶりに男性の着方レッスンの御予約を承りました。
しかも僕が尊敬する経営者のお一人で、どこぞの会長様。「いつも着付をお願いするばかりで迷惑をかけるし、きものを着て行きたい時にいつでも着て行けるようになりたい」と、いわゆるひとつの70の手習い。目標は3月に予定されているお茶席!ということは長襦袢、きもの、帯に止まらず、(難題と思われがちな)袴まで。
さて、まずは手始めに僕がひと通りどうやって着るかをお見せして、イメージを植え付けます。そしていよいよ長襦袢、続いてきもの、そして帯を、横に並んで同じ向きで同じ手つきで一緒に着て行きます。細かいことはさておき、本日の目標はとにかく着れるようになること。会長は感覚派ではなく理論派なので、着方のコツというよりも、どうしてそうするのか理由を添えながらお教えしましたが、しかしまぁ驚きました。覚えられるのが早いこと、手つきの良いこと。2回ほどで帯まで上手にお召しになりました。ということで次回は袴まで。お忙しい会長の手帳とにらめっこしながら、3回目までを決定。
今年は自分できものが着れる男前を、唐津に最低20名増やします!それが僕の生きる道。