白い長襦袢たち。

 唐津は年の瀬だというのにまだ初雪を見ず。そして今宵はクリスマスイブ。
 午前中に約束していたお客様宅へ。お友達から譲り受けられたたくさんのきものや帯たちの品定めや仕立て替えのご相談。お召しになることを前提のご相談なので嬉しくってたまんないのです。午後からも年内納品でドタバタと。15時過ぎに配達、その後にご来店を予定されていたお客様が来られなくってやきもきしているところへ、「そういえば白い長襦袢が立て続けに嫁いでしまって品薄だなぁ、」なんて思っているところへ「年内最後の挨拶に伺いましたー!」と白い長襦袢を持参するあたりは流石の敏腕営業サンタ。売り切れていた帯枕、紋織の半衿とともに長襦袢を3反購入。そうこうしているところへ待ち焦がれたお客様がご来店。洗い張りをした大島紬に八掛の色合わせと、これまた洗い張りをしてきものから羽織に仕立て替える可愛らしい蓮根柄の小紋に合わせる裏地選び。お好みじゃないかと入荷したての女流作家が手織りした段熨斗目の訪問着を御覧に入れると、甚くお気に召して僕のもとへサンタクロースがやって来た、、、かと思いましたが一旦保留。
 我が家は3人の娘たちのために若女将が支度を腹いっぱい。サンタクロースや今何処。

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