本日のメインイベントは、午前中の着付でした。
30年ほど前にお母様がお召になって、10年ほど前にお嬢様がお召しになって。本日はその振袖をお嬢様が10年ぶりに、お母様は色無地をお召しになって目出度く御結納へ。お二人とも着付を終えてお出掛けになろうとしたその時、見覚えのある銀色の草履。
若旦那「あれ?この草履はどちらでお求めになりました?」
お客様「実は姉から借りたんです」
若旦那「えっ?お姉様って茶道をされている?」
お客様「草履を見ただけでわかるんですか?」
なななんと、どこかでお見かけしたことがあるなぁとは思っていたのですが、まさかお客様の妹さんだなんて。余計に身近に感じてしまい、喜びも倍増。
たしか4年ほど前にお買い求め頂いた草履は傷などなく上手に履かれていましたが、何度も履かれた証にすり減ったカカトのゴムが替え時。提案してみよっと。